いたたたた テーブルの角に 小指をぶつけた かっぱちゃんです どうしていつも 小指だけ 単独行動しているのでしょう お姉ちゃん指とくっついていれば はぐれることもなく 声にならない叫びを あげることもないのに あぁなんだか涙が出ちゃう きっと末っ子だからって いつまでも 甘えてばかりでは いけないとおもっているのですね だから自立しようとしてるんですね えらいですが それはまちがっています こゆびちゃんに 頼られなくなった お姉ちゃん指は 今頃泣いていますよ ほらほら こゆびちゃんの行動で おねえちゃんも かっぱちゃんも 涙をながしています さぁ 彼女のもとへ おかえりなさい すっかり 小指の痛みで 現実逃避している かっぱちゃんを いつもより 3割増しの白目で眺める 桂木と孤独な宇宙人であった
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2010.05.10(Mon) - 未分類
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